Image Oscillation 制作過程 II
2025/10/18
NT名古屋2025 (à 北名古屋市西春)
にて展示
https://gyazo.com/14a0f6c0e7d73fee6f9f2d41e94660eb
今回の制作コンセプト
CV制御できるVCOとしてお絵描きリサージュオシロシンセ(DLOSy : Drawing-Lissajous Oscilloscope Synthesizer)
CV out で温度変化させるモジュール(CV)接続
昔ながらのアナログシンセが温度変化や環境に音程が左右されていたことをむしろ意図的に発生させる
冷却スプレーとグルーガンでやってみた
SQ1とも接続してシーケンサーでも遊べること
つまり既製品の外部モジュールと連携可能
次回目標
Kariya Micro Maker Faire
2026年1月17日(土)、18日(日)に開催される予定
10月23日募集開始
今回展示してわかったこと、次回の制作に活かす点
温度と冷却の設計
・冷却はブレーキクリーナー
液漏れしない
・加熱はグルーガン?
グルーなし
・温度を当てる場所と端子(重要部分)は離して設計する
CV入力(制御電圧)
・3.5mmピン CV in
・ いまのピンにパラレルでCV入力ピン配置
・  接続元:SQ1 + 温度変化モジュール(加算CV)
・  注意:合計で3Vを超えないようにする?
・温度変化をビジュアルで視覚化(LEDや表示)
音響・操作系
・つまみ
左回し→音程低下
右回し→音程上昇
→ シンセ的に自然な方向
→ SQ1のツマミ位置を参照
・空間系エフェクト追加したい(ディレイ/リバーブ)
・フランジャー→オルタネートボタンで切替
・GATE in / ADSR 欲しい
・リサージュ・シンセ用のスピーカー
ハードウェア備品
・3.5mm Korgモジュラーケーブル(セット約2000円)
・展示用の幕・敷布を用意しておくと便利
今後やりたいこと
運べるオシロリサージュ・シンセ用のスピーカーを制作する
→Rin.icon 途中制作のスピーカーユニットがあり、それを3.5mm ピン接続、BLE接続、モバイルバッテリー駆動可能、ステレオ・スプリット可能(繋げて持ち運びしやすいようにもできるようにする)
Arduinoで16ステップシーケンサー作成、BPMを7セグ表示、BPMを外部入力で変化できるようにする。(電圧変化の読み取り)、
ステップ数変更、GateのON/OFFをできるようにする(SQ-1の上位みたいなの作れたら理想))
オシロリサージュ・シンセを組み上げる
Nagasena.iconプロトタイプ版から、組み上げる(アルミ)や基板発注、プログラム改良(フィルター機能追加・改修)
けっこういま、UnderVoltageエラーでパフォーマンス落ち気味なので、ここらへんOSからビルドする必要もあるかもしれないし、あるいは処理の効率化
VCOが一つだけで、音のバリエーションに限界があるので、VCO2とかVCO3とか?モジュレーションの幅を増やして音作りが可能のようにする
いつかやりたい
ソフトウェア or プラグイン
Nagasena.icon
リアルタイムに編集可能なお絵描きリサージュのVST
→お客さんに持ち帰ってもらえるように頒布(有料 or 限定無料)できるようにする
手描きアニメーションソフト(クリスタ)のような操作感で手描きリサージュできるようなソフトウェア
お絵描きツールの考え方を導入する
現状、一筆書きだけどこれをペンツールやブラシツールみたいなものでかけるようにしたり、離散的にかけるようにする(微弱に、接続されても構わない)
人体と関連づけたオシロスコープ
お絵描きすることとは別かもしれないが…
絵を描くこと、音を作ること、生きていること
なんらかのセンサリングなのか?
そうではなく、反復されるもの、チマチマされるもの、人間が手を加えることでようやく形になるもの
人力で何をどこまでするか、を、ハッキリさせること